「森の駅発」メルマガ 第88号
★ 11/20 グランド・フォーラム2016 東大弥生講堂
★ 山小屋通信–24「森を抜けて山へ」大森 明
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11/20 グランド・フォーラム2016東大弥生講堂
木材の健康力について長い研究実績を持つ講師陣が、
自然乾燥(低温乾燥)の国産木材の家に住む人々にとって、
健康面での恩恵がいかに高いか解説、理想の健康住宅を語ります。
木材使用の第一線におられる建築士、工務店の方々、
また、健康的な家に住みたい方々に、貴重なエビデンスとなります。
席数も限られていますので、お申し込みをお急ぎ下さい。
*エピデンス=データによって客観的に証明されたもの・科学的根拠(医療用語)
森の駅発グランド・フォーラム2016
「自然乾燥木材で健康な住宅を!」
会場:東京大学農学部 弥生講堂
日時:2016年 11月 20日(日)13:00 開始 17:20 終了予定
交通:地下鉄東大前下車徒歩2分:東京都文京区弥生町一丁目
会費:3,000円/当日受付にて
第1部 ——————————————————————————————
セミナー1 東大名誉教授 谷田貝 光克
「快適環境づくりに木の香り」
セミナー2 九州大学農学研究院准教授 清水 邦義
「無垢木材の良さの科学的検証」
セミナー3 東京建築士会会長 中村 勉
「自然共生型ゼロエネハウス」
セミナー4 東京大学大学院教授 酒井 秀夫(森の駅推進協議会 副代表)
「日本の森をより元気に」
第2部 ——————————————————————————————
フォーラム 16:10〜17:20(上記4氏によるパネルディスカッション)
終了後 ———————————————————————————————
レセプション 入会希望者歓迎 17:30〜19:00開催予定 (参加費:2,000円)
1部+2部とレセプションのお申し込み先:morinoekihatsu@m01.itscom.net
お問い合せ先:森の駅推進協議会 岡本(090-3210-0344)
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山小屋通信–24「森を抜けて山へ」大森 明
この夏、久々にテント装備で八ヶ岳に登った。
ただ不覚にも1週間前からお腹をこわしていた。
症状が激烈で常備薬(鹿の糞に似た形の薬といえばお分かりだろう)が効かない。
トレーニングを休み、体力に不安を抱えた登山になった。
しかし、前日に病状は何とか落ち着き、ビールも飲めたが、
登山当時はテント装備がいつもよりズッシリ重く感じ、
急な登りでは踏ん張りが効かない。
そんな中、八ヶ岳の標高1500m~2000mに多くみられるシラビソ林に助けられた。
夏の強い日差しを遮ってくれる上、
樹林内に気分をスッキリさせる良い香りをいつも漂わせている。
この香りを嗅ぐと荷物(約15kg)が軽くなったように感じられるから大いに助かる。
香りの源は、シラビソが自ら負った傷口(幹の表面の傷など)を、
修復するために出す樹液(精油入り)だそうだ。
精油と聞くと、アロマ!である。
シラビソの精油がどんなものなのかと興味があるが、
国立公園内なので樹林内に踏み入っての樹液集めは、はばかられる。
そもそも、登山中にそんな余裕は無いので、今まで確かめたこともない。
どなたかシラビソの樹液や精油についてご存知でしたら、
ご紹介いただけるとすごく嬉しいです。
なお、山頂からの雄大な眺めはもちろん、尾根筋のハイマツのよい香りや、
咲き乱れるコマクサの群落にも癒され、腹痛は完全に収まった。
やっぱり森と山は素晴らしい!
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天然の木材による住まいは「健康の泉」
自然はすぐ側にある。気付かないだけです。
仕事に疲れると、森や海の自然豊かな場所へ出掛けたくなります。
4〜50年前までは、森の恵みが息づく自然がそれぞれの家にもありました。
しかし経済最優先の省エネ・省コスト・利便性が強調され過ぎ、
生命を失くした木材や、化学合成品の使用増加に、高気密・高断熱が加わり、
本来の人が住む家としてのバランスを失い、その挙句シックハウス症候群まで登場。
健康を失った住いの文化など存在しないのです。
戦後住宅の発端の趣旨は健康で立派なのですが、その目的の為に、健康に良くない
建材・資材が多く使用されるようになっていることは、すでに知られるところ。
一日も早く健康な毎日、健康な生活のために、健康な住まいを推進しましょう。