④原産地表示のある自然素材の健康住宅

 

自然素材とは木材、紙、草、タイル、石、土など自然の素材でつくられた材料のことをいいます。
食品ではできるだけ化学物質を使わないようにされている方が本当に多くなりました。
そういった方が住宅に自然素材の家を求めるのはごくあたりまえのことかと思います。
しかしそれはとてもむずかしいことなんです。

まずは壁材です。新建材といわれるものは自然素材ではありません。匂いでわかるものです。
☆☆☆☆(フォースター)だから大丈夫ですと言われることがあると思いますが、それはそもそも自然素材でないということを意味しています。
壁材としては和紙や漆喰や珪藻土などが自然素材にあたりますが、合成樹脂系の硬化剤を使っている珪藻土は自然素材とはいえません。
床材で無垢材なら自然素材と考えがちですが、合成樹脂系のワックスを使用しているものは自然素材とはいえません。
柱が無垢材であっても、床下にシロアリ駆除の処理をしているケースの多くが、今だに有害物質を使用しています。

木材が集成材の場合には、接着剤を使用している以上、自然素材とはいえないのです。
建材を自然素材でそろえた場合でも、家具がそうでない場合には意味が無くなってしまいます。
木の香りに化学物質の匂いが混じってしまっては、自然素材を生かした家とは到底いえません。

森の駅発/健康住宅のモデルプランでは、できるかぎり自然素材で揃えています。コストの問題などで、そうでない部分についてはきちんとご説明させていただいています。

そのことに加え、原産地の明確な材を使うようにしています。
日本では木材がどこで加工したのかはわかっても、どこの山の木なのか、実は明確でない場合が多いのです。
外材、特に南洋材の場合には違法伐採による木材が日本でまだ多く流通しています。
知らないうちに、地球の加害者になってしまうかもしれないのです。
食品では原産地表示は今ではあたりまえのことになりましたが、木材ではそれがあたりまえではないという実態を知っておいていただきたいと思います。