Q&A

◆ 耐震と保有強度

Q1 このシェルターの耐震応力度は、過去の大震災にあてはめて震度階級で表現 したらどのくらいですか?

A 概ね震度7前後になります。

Q2 熊本大震災のように大きな振れが重複して襲ってきても問題ありませんか?  

A 振動台実験で行ったのは4回ですが大きな変形はありません。

Q3 主屋の1階に設置する事を前提にしておりますが震災時に2階部分が乗っか ってきても問題はありませんか?

A 問題ありません。

◆ 施工と工期

Q4 [命守]のキットを現場で組み立てる工期と人工はどのくらいですか?

A 組立は3日×3人工で出来ますが、設置する室(6畳相当)の廻りに部材を一 時保管するスペースが必要です。また解体材等を出す屋外のスペースも必要 です。

Q5 他のメーカーは鉄骨造で造ったり、ジョイント部分に金物や金属が使われて いますが、純木造で大丈夫ですか?

 木は一見燃えやすく、直火に当たると燃焼しますが、熱容量が大きく、いきなり燃え上がりません。当シェルターの外部は全て耐火不燃ボードで包まれています。直火に当たる事がありません。むしろ不燃ボードの構面と11本の柱が緊結され、強力なモノコック構造になっており変形しません。圧死から使用者の命を守ると共に火災からも隔絶されます。軽量鉄骨造系であれば400℃以上で変形が起こり、元の形を維持する事が出来ません。

◆ 空気清浄機能について

Q6 空気清浄機能の意味は?

A 当シェルターの室内は全て無垢の杉材です。調湿機能はもちろんですが、木の 香りに含まれる抗菌性能で室内の空気を浄化します。オーダーで、桧や青森ヒ バで造るオプションもあります。

Q7 半気密のBOXですが、換気はどのように考えていますか?

A 床下から吸気する換気扇が取付けてあり、常に稼動させていれば室内は常に静圧状態を維持します。火災発生に伴う煙は天井近くにただよう事は解っていますので煙が室内に入る心配は無用です。

◆ 個室の機能

Q8 個室、カラオケ室、勉強室、介護室としての機能をより高める方法がありますか?

A 杉の厚板30mmと外壁の間に40mmのクリアランスがあり、強力な断熱 材(オプション)を充填すれば完璧です。

Q9 震災発生時の対応策は?

A 畳ベッドの下に収納スペースがあり、寝具、水、簡易トイレ、食糧等を一人当たり3~5日分備えておく事が出来ます。

Q10 防災シェルター以外に多様な使い勝手を教えて下さい?


・趣味の茶室や工作室
・ハーフユニットのパンをベースにバスルーム、シャワー等の水廻り室 ・水防対策の小屋
・2個以上のシェルターを平置きして間に屋根を掛ければ個室群住居の展開が可能。
・鉛のシートを外壁面下に貼り込んで、放射線対策も可能です。

◆ 代理店の役割

Q11 エンドユーザーへの営業展開?

A 発注の受けた家の老朽度の調査と資材搬入口の確保

Q12 施工責任者はどのように考えますか?

A 鹿沼の(株)ウディクルー社が当分の間施工管理しますが、本年末までに代理店としての研修を受けて、登録を開始します。

◆公的資金の活用

Q13 東京都等の助成金の活用はありますか?

A 平成29年度における安価で信頼できる木造住宅の「耐震改修工法・装置」の事例紹介の登録受付が開始され、「装置部門」として申請します。すでに与条件は満たしているので、東京都区部(千代田、新宿、台東、江東、品川、目黒、大田、世田谷、杉並、豊島、荒川、板橋、練馬、足立、葛飾)市部では(八王子、府中、町田、清瀬、武蔵村山、西東京、瑞穂町)などで、12月より、15万円から50万円迄の間で区市町の助成金を受けられる予定です。ただし、65歳以上の同居者が居住する場合のみの区市町もあります。詳しくは東京都耐震ポータルサイトを検索して下さい。当シェルターの推奨が受理されれば直ちに当方のホームページにおいてお知らせします。